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いきてます。
2010-12-03 Fri 08:05
生きてます。
仕事が忙しかったのと、最近ツイッターっていう便利ツールのおかげでブログ放置してました。

とりあえず生きてます。仕事が中々きまんないけど。

久しぶりの意味も込めてちとSS投下。

お話的にはこれの前日談です。
とりあえず構想としてはあと2本書くつもり。
クオリティー?そんなものは期待しないでw



20XX年01月XX日

数日前、衛星写真を見ていたらアフリカの砂漠の中に森があった。
砂漠には似つかわしくない広大な森。
何かの見間違いだと思ったが、どの衛星写真にも森がある。

・・・人として、科学者として惹かれるものがその写真から感じる。

出張の申請でもしてみるか。



20XX年02月01日

私は今エジプトにいる。
通訳と一緒に森に一番近い村まで車で行くことになった。
表向きは短期の医療活動とのこと。

どうでもいいことだが、申請はあっさり受理された。



20XX年02月02日

蛇の丸焼きは意外とイケる。



20XX年02月03日

エンジンのオーバーヒートなどのトラブルで予定より遅れて村に辿り着く。
とりあえず表向きの用事をやりつつ、森の情報を集めることにしよう。




20XX年02月10日

村の生活にも慣れ、村人とも少しずつではあるが打ち解けてきた。



20XX年02月17日

少し時間ができたので、村人と散策することにした。
感づかれないようにうまくやらねば・・・



20XX年02月18日

昨日の散策で森の近くまで行くことはできた。
だが、もっと近づこうとすると村人がものすごい形相で止めに入ってきた。


何かあることはわかった。ここからは慎重にやらないと危険だ。



20XX年02月19日

思い切って村長に聞くことにした。
元々短期の出張だし、村人に聞きまわって怪しまれるよりはマシだと思う。


村長が昔からの言い伝えと前置きして話してくれたことをまとめると

『何十代も前から存在している』
『村一番の勇者と言われた男が帰ってこなかった』
『帰ってきた者もいたが、数日後にいなくなったか死んだ』

とのこと。そしてくれぐれも近づかないようにと釘も刺された。

おそらく細菌や微生物が原因だと思う。
となると、今持ってきた装備では森に入るにはあまりにも危険すぎる。



20XX年03月18日

森のことは気になり続けたが、あえて触れるようなことはしなかった。
ただただ、村人の生活を見守り続けた。

そしていくつかわかったことがある。
村人は交代制で森に近づかないように見張りをだしている。
その働きは聖地を守るようにも思えるが、どちらかというと禁忌が正しいだろう。
日中は人が多くて近づくことは難しいが、夜になると人手が少なくなっている。

そして・・・遥か昔、村は森の側にあったそうだ。
なぜ今はこんな離れた場所にあるのか。聞くには危険が多すぎる。

出張も後2週間で終わる。
本国に帰ってから近づく方法を考えよう。



20XX年04月02日

帰ってきた・・・さくら前線が例年より早い北上だったから焦ったが、なんとか桜を見ることができた。
さて、報告書という仕事が待っている。




20XX年05月XX日

数十人を率いて再度エジプトへ。
夜討ち+麻酔銃って安直だと思いながらも、方法が思いつかなかったのでそれで行くことに。
あいつならどうなるんだろうな?聞いてみればよかった。



20XX年06月1X日

半壊しながらも森のサンプルを持ち帰ることに成功した。

なんなんだ、あの森は。





20XX年06月2X日

帰国してから悪寒が止まらない。

会社で診断を受けることにしよう。



20XX年07月0X日

死滅したはずのウイルスに侵されるとは。
あの森のせいなのか?




20XX年07月1X日

私が休んでいる間も研究は進んでいた。
解析結果もぼちぼちでてきているが、その結果に驚くばかりだ。



20XX年07月2X日

色んな条件に設定してシャーレで増殖させてみたが、うまく行かない。
あの森と同じ環境でないと駄目なのだろうか。



20XX年08月01日

あるシャーレで大増殖が起きてしまった。
とても危険な状態なので培養基ごと処分する。

運ぶ途中地震が起き、その際にシャーレが開いてしまい、女性研究員1名が誤って胞子を吸い込んでしまった。
念の為に密封してから運ぶべきだった。私の判断ミス。
その研究員には診断を受けさせた上で、数日隔離することにした。



20XX年08月0X日

隔離していた研究員の自己申告と簡易検査の結果、異常がないとの判断で現場に復帰させることにした。
現時点で人体に無害だと判断する。

気になっていた村長の言い伝え・・・村一番の勇者を死に追いやったのは私がかかったあの死滅した菌か、アレのせいか2択に絞られた。
研究は停滞していたが、個人的に前進できたので良しとしよう。



20XX年08月1X日

今日から動物実験を開始する。

数匹のモルモットに菌を付着させた餌を食べさせる。
全匹拒否反応を示したので無理やり食させた。

1匹ずつ個室にいれて反応を待つ。



20XX年08月1X日

前日餌を食べたモルモットのオスが異常な活動を起こしている。
自分で自分を傷つけ、何匹かは血だらけで生き絶えていた。

メスにはそういった行動は見られないが、どこか興奮しているようにも見える。
試しにオスを入れたところメスの方から性行為を始めたようにみえた。気のせいだろう。




20XX年10月XX日

色々な動物で試してみたが、どの生物もオスは自傷行為をやってしまい、メスは性的な興奮状態になるようだ。
霊長類はまだ試していない。果たして人体に影響はないのだろうか?

・・・嫌な予感がする。


20XX年11月XX日

以前、胞子を吸い込んでしまい数日隔離していた女性研究員の様子がどうもおかしい。
目が虚ろで熱っぽく、妙に色っぽい。
そして数ヶ月前より胸が大きくなっているように見える。

他の研究員によると夜な夜な街に繰り出して男を漁っているらしい。
これは精密検査が必要だ。



20XX年12月0X日

嫌な予感はあたってしまった。
当時は問題ないと判断したが、色々とおかしくなっていた。
超長期の性的興奮状態。乳房や乳腺、陰核の異常なまでの成長。
なのに異常な排卵ペース。
まるで性欲と生殖の権化・・・

これは私たち研究員だけでは手がつけられない。本社と相談して対応すべきだ。


20XX年12月24日

本社との相談した結果、数日前に研究の中止と・・・彼女を闇に葬ることが決定された。
どういった方法で闇に葬るかは教えてもらえないままクリスマス・イヴを迎えてしまった。

この日記は・・・そうだな、破棄されないように隠しておくか。
保険として、あいつにしかわからない暗号付で研究所の片隅に。

この一年は色々ありすぎた。
きっとまともな死に方はしないだろうな。

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